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一見どこも同じように見えるドレスの真空パックですが、実は中の工程や扱い方には大きな差があります。
デアドレスクリーニング工房では、単なる圧縮保存ではなく、「10年後もドレスの美しさを守るための技術」として行っています。
「真空パックなら安心」と思っていませんか?
真空パックの方法や処理の仕方によって、ドレスの状態や保存状態に差が出ることがあります。
たとえば、折りたたみ方や空気の抜き方が強すぎると、装飾が潰れたり、開封後にアイロンをかけてもシワが完全に取れないことも。
真空パックの状態が悪いと起こること
生地の黄ばみ・変色
密閉が不十分だと内部に残った酸素や湿気が酸化を進め、白いドレスが黄ばみやくすみを帯びてしまうことがあります。
カビやにおいの発生
パック内の湿度が高いまま保管されると、カビや雑菌が繁殖し、開封時に独特のにおいが発生することがあります。
折りジワ・型崩れ
空気を抜きすぎた完全真空では圧力が強くかかり、チュールやフリルの立体感が潰れて元の形に戻らない、スカートのシワが完全には取れないこともあります。
装飾パーツの破損
スパンコールやビーズ、レースなどの装飾部分に過度な圧力がかかると、割れや糸切れなどの破損を招くことがあります。
生地の硬化・パリつき
圧縮した状態で長期間保管すると、生地が乾燥して硬くなり、開封後にごわつきやパリつきが戻らないことがあります。
内部の曇り・結露
温度差のある場所で保管すると、パック内に水滴が発生し、シミや変色の原因になることがあります。
デアと他店のウェディングドレス真空パックの違い
真空パックはどんな技術で行うかがとても大切です。
デアのハイクオリティ真空パックと他店の一般的なサービスと比較してみましょう。
| 比較項目 | 他店の真空パック | デアドレスクリーニング工房 |
|---|---|---|
| クリーニング品質 | シルクなどはドライクリーニング主体。全体洗浄後にそのままパックされることが多い。 | ドレス専用の水洗い+手仕上げ徹底的に汚れを除去。レースや装飾の風合いもしっかり守る。 |
| 仕上げ工程 | アイロンで形を整える程度。 | 立体プレスとシルエット整形を行い、開封時も美しいフォルムを保つ。 |
| 折りたたみ・収納方法 | 収納性を優先し、強く圧縮するケースが多い。 | 最小限の折りたたみでボリューム感を保ち、型崩れを防ぐ。 |
| 素材・装飾への配慮 | スパンコールや刺繍部分も一律でパックされる。 | 装飾や立体モチーフは手作業で丁寧に整えて収納。型崩れや割れを防止。 |
| パック方式 | 完全真空で空気を抜くタイプが多く、素材への圧力が強い。 | 酸素を除去して窒素を注入することで無酸素状態でありながら、ふんわりしたパックを実現。シワを最小限に防ぎながら長期保存が可能。 |
| 検品・品質管理 | パック後の再確認は行われないことが多い。 | 職人による最終検品+記録撮影で、仕上がりを丁寧に確認。 |
| 梱包・見た目 | ビニールパックなど簡易包装が多い。 | 半透明のパック+専用ケースで、見た目も上品。記念保存にも最適。 |
| 料金と価値 | 工程が少なく安価だが、劣化リスクもある。 | 職人作業を含む適正価格で、「高品質で長く残せる」価値を提供。 |
同じ真空パックでも、仕上がりには大きな差があります
ウェディングドレスの真空パックは、料金やサービス内容は似ていても、どこまで丁寧に仕上げるかでドレスの保存状態は変わります。
デアドレスクリーニング工房では、職人による手仕上げのハイクオリティ真空パックで、長期保管後も美しさを維持。大切なドレスを確かな技術でお守りします。









