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挙式当日は、どんなに気をつけていてもハプニングがつきものです。
とくに近年は、ガーデンウェディングやレストランウェディングなど、自由度の高いスタイルが人気。その一方で、屋外や飲食スペースを自由に使うぶん、ドレスを汚してしまうリスクも増えています。
式場スタッフが常駐するホテル挙式と違い、カジュアルな会場では自分たちで対処しなければならないことも。そんなときに慌てずに済むよう、よくある汚れと応急処置の方法をまとめました。
よくあるドレスの汚れ別対処法
うっかりドレスを汚してしまうのは、やはり飲食物です。
食べこぼし・飲みこぼしによるシミ
お祝いの乾杯シーンでは、シャンパンや赤ワインのしずくがドレスに飛ぶことも。
また、ゲストがお酒を注いでくれるときに、うっかりこぼされてしまった事例もたくさんあります。
軽食を口に運ぶときのソースやドレッシングのシミも意外と多いトラブルです。
応急処置には中性洗剤が有効
白ワインや酒などの透明〜色がうすい飲食物であれば、乾いたタオルで拭き取るだけで大丈夫。挙式の間ずっと気になるような目立つシミにはなりません。
ただし、水洗いをしなければ繊維に残っている成分が変色して黄ばみ・黒ずみになるので、挙式後は早めにクリーニングに出しましょう。
一方、赤ワインなどの色素が強いシミには応急処理が必要です。
・乾いたタオル(2枚以上)
・水で濡らしてしっかり絞ったタオル(1枚)
・台所用中性洗剤(※原液では使わない)
1. 裏側に乾いたタオルを敷く
汚れの裏側に乾いたタオルを当てます。
2. 洗剤をつけた濡れタオルでトントンとたたく
濡らして絞ったタオルに、少量の台所用中性洗剤をつけます。
汚れの表側から軽くトントンとたたき、裏の乾いたタオルに汚れを移すようにたたきます。
こするとシミが広がってしまうので、決してこすらず広げないように注意しましょう。
シミが目立たなくなるまで、これを繰り返します。
3. 洗剤を残さないための仕上げ拭き
別の濡らしたタオル(洗剤なし)で、同じようにトントンとたたきます。
これで、残った洗剤と汚れを裏のタオルへ移動させます。
4. 乾いたタオルで水分を吸い取る
最後に乾いたタオルを両面に当てて軽く押さえ、水分を吸い取ります。
屋外・ガーデン挙式での泥汚れ対策
芝生や石畳で撮影すると、裾に土や砂がつくことはよくあります。
ビーチでの撮影では砂が入り込みやすく、チャペルでもトレーンを引きずって歩くうちに黒ずみがついてしまうことがあります。
汚れる前のチェックが効果的
実は、チャペルや挙式専用のガーデンでは、裾やトレーンの汚れは想定済み。
介添えやアテンドスタッフが、目立たないようにこまめに整えてくれることが多いです。
一方で、レストランや貸切ガーデンなど自分たちで進行するスタイルでは、そのサポートがありませんので、屋外に出るときは裾を軽く持ち上げるなど、なるべく汚さないように注意することをおすすめします。
また、万が一汚れてしまったら、ゲストから見えないように軽く整えるだけでも印象が変わります。
挙式後のドレスは早めのクリーニングがおすすめ
ドレスの汚れは時間が経つほど落ちにくくなるため、挙式後はできるだけ早めのクリーニングをおすすめします。
デアドレスクリーニング工房では、一着ずつ検品し、生地や装飾に合わせて最適な洗浄を行っており、ファンデーションやワイン、泥汚れなど、原因が複数重なったシミもスッキリ洗い上げます。
挙式当日の思い出が詰まった大切なドレスも、安心してお任せください。









