タキシード・フロックコート・燕尾服の専門クリーニング。フォーマルウェア対応

男性向けのフォーマルウェアは、日常のスーツとはまったく構造が異なり、クリーニングの難易度が格段に高くなります。
デアドレスクリーニング工房では、タキシード・フロックコート・燕尾服など、種類の異なるフォーマル衣装にも専門的に対応しています。
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なぜ一般的なクリーニングでは難しいのか

少し専門的な話になりますが、タキシードやフロックコート、燕尾服のようなフォーマルウェアが難しいと言われる主な理由は、次のような点にあります。
 

複数素材が組み合わされている

フォーマルウェにはサテン、ウール、シルク、合成繊維など、質感や耐久性の異なる素材が組み合わされています。
それぞれで適切な水温や溶剤、洗い方が違うため、一律の工程では部分的に負担がかかったり、思わぬ色移りや風合い変化を起こすことがあります。
 

立体構造が複雑で、型崩れしやすい

肩パッド、胸増し芯、ラペルの返り、ウエストのシェイプ、燕尾部分の重みなど、立体を支える構造が細かく組み合わさっています。
洗浄や乾燥の際に衣類がねじれたり、強いプレスで押しつぶしてしまうと、元のシルエットに戻すのが難しくなります。
 

照明の下でわずかなテカリ・シワが目立つ

フォーマルウェアは式典や披露宴会場など、明るい照明のもとで着用されます。
わずかなテカリやシワ、プレス跡でも目立ちやすく、一般的なビジネススーツ以上に仕上がり精度が求められます。

 

デアドレスクリーニング工房がフォーマルウェアに強い理由

デアドレスクリーニング工房のフォーマルウェアクリーニングはここが違います。
 

1着ずつ、構造を確認しながら洗浄方法を決めます

デアドレスクリーニング工房では、タキシードやフロックコート、燕尾服をお預かりすると、まず1着ずつ広げて全体を検品します。
肩まわりの作り、ラペルの形、芯地の硬さ、燕尾部分の長さや落ち方などをチェックし、負担がかかりやすい箇所や保護が必要な部分を見極めたうえで洗浄方法を決定します。
 

素材ごとに洗浄条件を細かく管理します

サテン部分には摩擦がかからないよう保護し、ウール部分には縮みを抑えた処理を行うなど、同じ一着の中でも素材に合わせて配慮を変えています。
 
素材ごとの配慮に加え、裏地にたまりやすい汗や皮脂、におい成分もしっかり除去します。やさしく洗うだけでなく、衣装内部まで確実に整えることを重視しています。
 

立体を意識したプレスで、シルエットを保ちます

タキシードにアイロンをかける様子
タキシードにアイロンをかける様子
仕上げのプレスでは、単にシワを伸ばすのではなく、温度や圧力、蒸気の量を細かく調整しながら、着用したときに正しいシルエットが出るよう立体的に仕上げていきます。

肩の丸み、ラペルの返り、裾や燕尾のラインなど、立体の仕上がりで技術力がはっきり表れます。

 

タキシード・フロックコート・燕尾服のクリーニングもお任せください

タキシード、フロックコート、燕尾服(テールコート)は、どれも構造・素材・仕立てが異なるため、一般的な衣類とは負荷のかかり方やリスクがまったく違います。
大切な衣類のメンテナンスは専門店にお任せください。
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