【写真で解説】ウェディングドレスを放置するとどうなる?クリーニングを後回しにするリスク

挙式が終わったあと、ウェディングドレスはひとまずまとめてクローゼットへ。
 
「落ち着いてからでいいかな」
「時間ができたら出そう」
 
そう考えて、クリーニングを後回しにしていませんか。
 
しかし、ウェディングドレスは着用したその日から、目に見えない変化が始まっています。
放置することで起こりやすいトラブルについて解説します。
 

1.時間が経つと黄ばみが浮き出てくる

挙式当日には目立たなかった汚れが、数か月後に黄ばみとして現れることがあります。
ウェディングドレスには、長時間の着用によって汗や皮脂が付着しています。
付着してすぐには目立ちませんが、時間の経過とともに空気に触れて酸化し、黄色く変色していきます。
 
特に脇や襟元、背中などは汗がたまりやすく、黄ばみが出やすい部分です。
「保管していただけなのに、開けたら黄色くなっていた」というご相談は少なくありません。
 

2.ファンデーションや汗は繊維の奥に残る

ウェディングドレスは、繊細なチュールやレース、複数枚重なった構造でできています。
ファンデーションやボディメイクは油性成分を含んでおり、拭いただけでは取り除けません。
汚れは新しいうちであれば比較的落としやすいですが、放置してしまうと繊維に定着してしまいます。
通常のクリーニングで除去が難しくなると追加のシミ抜き処理が必要となり、費用が上がってしまいます。
 

3.着用後のウェディングドレスは想像以上に汚れています

1日着用したウェディングドレスは、裾や内側に多くの汚れが付着しています。
こちらは着用済みウェディングドレスの裾部分です。

地面との接触や移動による摩擦で付着した黒ずみです。一見すると目立たなくても、近くで見るとこれだけの汚れがついています。
この状態のまま保管してしまうと、時間の経過とともに汚れが定着し、落としにくくなります。
 

ウェディングドレスのクリーニング事例

こちらはビスチェの内側にファンデーションがこびりついてしまったウェディングドレスです。
ここまで付着していると通常のクリーニングでは落とせないため、シミ抜きが必要になります。

油性の汚れに適した洗浄成分でブラッシングします。

ここまでの工程で、ファンデーション汚れはかなり薄くなっていますが、生地のダメージに配慮しながらさらに異なる洗浄成分でブラッシングします。

汚れの種類と生地の状態に合わせた丁寧な処理を重ねることで、ここまで白さを回復させることができました。

挙式の思い出をきれいなまま残すためにも、できるだけ早めのクリーニングをご検討ください。