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「このドレスを、子どもにも何かのかたちで残してあげたくて…」
そんなご相談から、リメイクのご依頼をいただくことが増えています。
結婚式という特別な日の思い出が詰まったウェディングドレス。
何年経っても手放せず、大切に保管されている方も多いのではないでしょうか。
私たち「デアドレスクリーニング工房」では、お母さまのウェディングドレスを、お子さまやご家族のための新しい一着に仕立て直すリメイクサービスを承っています。
Case.1:マーメイドラインのドレスから、ベビーセレモニードレスへ
総レースのマーメイドラインのウェディングドレスを、ベビーセレモニーにリメイク。
こちらが元のウェディングドレス。しなやかに体に沿う繊細な総レースのマーメイドドレスです。
このドレスを、赤ちゃん用のセレモニードレス&ボンネットにリメイクしたケースをご紹介します。
印象的だったビジュー部分は、ハイウエストの位置にバランスよく配置し、ベビードレスにもきらめきをさりげなく添えるデザインに。
スカート部分には元の裾のスカラップレースをそのまま活かし、お母さまのドレスらしさがしっかりと感じられる仕上がりになりました。
また、セットのボンネットにも総レース生地やオーガンジーを使い、赤ちゃんのやわらかな表情に映えるよう、繊細な小花のモチーフをあしらった可憐なデザインに。
記念撮影や命名式にもぴったりの、思い出と寄り添う一着です。
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Case.2:上品なAラインドレスから、ガールズドレス&ヘアアクセへ
もうひとつのご紹介は、スレンダーなシルエットが美しいAラインのウェディングドレスを、お子さま用のガールズドレスへリメイクした事例です。
フレアに広がるスカートと背中の大きめリボンが印象的なガールズドレスは、お母さまのドレスに施されたリボンディテールを丁寧に再現。
フレンチスリーブにアレンジした肩まわりや、サテンとチュールを重ねたスカートなど、上品なロイヤル感を感じさせる一着に仕上がりました。
さらに、余った生地でヘアゴムを2点作製。
「カチューシャよりも娘がつけやすいものを…」というお客様のご相談から生まれた、パール付きのふんわりとしたリボンアクセサリーです。
七五三や発表会、記念撮影などにもおすすめできる「ちゃんと可愛くて、ちゃんと特別」なドレスになりました。
世界にひとつだけの、家族の新しい一着を
私たちは実際にドレスを拝見しながら、素材の表情やレースの配置、装飾の細部までひとつずつ確認し、そこからお客さまと一緒に、リメイク後のデザインを丁寧にかたちにしていきます。
同じように見える白いドレスでも、触れたときの質感、縫製のクセ、使われているパーツの種類……。どれひとつとして同じものはありません。
だからこそ、完成したリメイクドレスもすべてがご家族だけの一点もの。
どんな風に残そう。どんなふうに着てもらおう。
お子様の笑顔を思い浮かべながら、あなたと一緒に世界にひとつだけの家族の記念をつくっていけたら幸いです。